こんにちは、真です。
今回は「今より成長したいなら常に自分より少しレベルの高い人を目標にするべき」ということについて話していきたいと思います。
というのも、目標が高すぎてやる気が続かなかったり、途中で諦めてしまったりする人が多いからですね。
目標とするレベルは高いのに越したことはないのですが、それだけしか眼中にないと失敗してしまいます。
ということで、これが一体どういうことなのかを説明していきたいと思います。
前提:目標レベルは高くあるべき

あらかじめ断っておきますが、目標レベルが高い方が良いのは事実です。
その方が具体的に何をするべきかがはっきりするからですね。
目標とする人がいれば、あなたに足りないものがたくさん見えてくると思います。
そこから逆算して考えていけば、これからあなたが何をするべきなのかわかるようになります。
あなたの道しるべとなってくれるので、目標は高い方が計画を立てやすくなるわけですね。
また、この逆算思考については非常に重要でこちらの記事で詳しく解説しているので要チェックですよ。
小さな目標を積み重ねよう

いきなり高い目標に向かって突っ走ると、大きな壁にぶつかってしまいます。
そこで僕がおすすめしている方法は小さな目標を積み重ねることです。
例えば中学や高校のテストで最下位の人が、いきなり学年1位を目指そうと思っても無理な話ですよね?
もちろん、最終目標が学年1位と言うことは決して悪いことではありません。
しかし、1位の人しか見ていないと差がありすぎて早々に諦めてしまうわけです。
まずは自分よりも少しレベルの高い人を超えるような小さな目標を立てることが大事です。
少しづつ達成していけば自ずと最終目標に到達することができますからね。
いきなり色んな事ができるようになることはありません。
「少しづつできることを増やして目標に近づいていく」という思考ができていないとすぐに失敗してしまうことになるわけです。
自分より少し上の人を目標にしていけば、差も大きくないので努力次第で達成できますからね。
最終目標とは別の小さな目標が大事

最終目標のレベルはどれだけ高くても問題ありません。
あなたの理想像を目標にするだけで十分です。
問題となるのはそれを達成するための小さな目標を作れるかです。
ポイントとしては自分が努力すれば超えられそうな人をターゲットにしましょう。
先ほどの例を挙げると、テスト勉強を頑張れば勝てるようなクラスメイトですね。
いきなり勉強時間を学年1位と同レベルにまで増やしてもついていけるはずがありません。
勉強するのに疲れて諦めてしまうのが目に見えていますからね。
他の例としてプログラミング学習を挙げてみましょう。
「プログラミングでオリジナルのアプリケーションを作りたい」という目標を立てたとします。
しかし、勉強したての初心者がアプリを簡単に作れるようになるわけがありませんね。
文字を画面に表示するのがやっとだと思います。
「アプリを作る」という目標しかないために、あまりの難しさに挫折をしてしまうわけですね。
そこで、小さな目標を立てて段階を踏んで学習を進めていけば挫折しにくくなります。
例えば、「文字を表示する」「文字を入力する」「演算をする」「分岐・繰り返しを使えるようになる」・・・。
このように少しづつできることを増やすことで、やっとアプリを作れるレベルになれるわけです。
最終目標は心の奥底にしまって、まずは目の前にある小さな階段を上っていくことから始めましょう。
そうしていけば、気がつくと最終地点へ到達していたなんてことはよくある話です。
目先のことに集中できない人が、理想の未来をつかみ取れるはずがありませんからね。
ということで、まずは諦めることがないレベルで目標を立てていくのが良いですよ。
レベルの高い人を見ると自信を失うかも
自分より余りにもレベルの高い人を見てしまうと自信を失ってしまうかもしれません。
心の中で「絶対に超えられない」と感じてしまうからなんですよね。
僕も一時期は自信を失っていた時期があります。
とある分野において頂点とも言える人で、「この人にはいつまでたっても絶対にかなわない」と一目でわかりましたね。
特に自信があったものだと、その衝撃というのはすさまじいものです。
今まで好きだったものが突然嫌いになるような感覚ですね。
「天才は知らず知らずのうちに人を傷つける」とはこのことかと思いましたよ。
しかし、自信を失った原因というのは「その天才を無意識のうちに目標にしたから」だと思うんですよね。
自分と天才との差が大きすぎたために、やる気を削がれてしまったというわけです。
そこで必要なのは、何度も言うように「自分に近い人を目標とし続けること」です。
レベルの高い人のことは気にしないで、今の自分にできることだけに集中しましょう。
とにかく続けることに意味がありますからね。
悲観して諦めてしまうのが一番もったいないですよ。
同レベルで競い合っても成長しない

世間で多いのが似たようなレベル同士で競い合っていることですね。
「周りの人の年収を平均したものが自分の年収」という言葉があるように、あなたの能力は周りの人の影響を受けてしまうわけです。
これではいつまでたっても成長しません。
成長するためには、あなたよりもレベルの高い人と競うことが大事です。
自分より下にいる人を見ると安心するかもしれませんが、それではレベルアップすることはできず、むしろ下に引きずられてしまうかもしれません。
心当たりのある方は多いと思いますよ。
ですので、もしあなたが努力することなく今の環境に満足しているのなら要注意です。
これから成長していくためにも、あなたの少し上にいる人を目標にしていくべきですよ。
まとめ
ここまでの話をまとめると、
- 今より成長したいなら常に自分より少しレベルの高い人を目標にするべき
- 最終目標は高い方が良い
- 最終目標とは別の小さな目標を立てる
- 少しづつ達成していけば自然とゴールに到達できる
- 同じレベルで競い合わずに上のハイレベルな人を見よう
もしあなたが「今よりも成長したい」「達成したい目標がある」というのであれば、小さな目標を立ててコツコツとクリアしていきましょう。
それがあなたの理想とする未来への近道となりますよ。